時が過ぎるのは早いもので、年が明けて2ヶ月。来月は、あの日から数えて三年目。
皆様、お察しの通り平成23年3月11日に発生しました東日本大震災から間もなく三年の月日が経とうとしております。
福岡県神道青年会(福岡県の若手の神職)では、震災復興発生直後、復興支援活動として、福島県内にて瓦礫の撤去作業等を行い、現在も被災地の現状を学び研修会を開催し、復興への一助となるべく活動致しております。
その活動の一環として、当神社では日頃よりお世話になっております若松少年ソフトボール連盟の方々に福島県産米を袋に詰めるというご奉仕をいただきました。
未だに残る風評被害の恐ろしさや原発の被害に遭った地域の様子を目の当たりにし、復興への道程はまだまだ遠い先であると考えさせられました。しかしながら、その一方でメディアから取り上げられる頻度は日に日に低下し、人々の記憶から徐々に風化し始めているように感じます。この活動は、福岡県の各神社にて行われております。
なお袋詰めされたお米は、平成26年3月11日に福岡県神社庁にて斎行されます東日本大震災復興祈願にてお供えされ、各神社にて配布もしくは頒布されることとなります。
もし、この記事をご覧になり何か感じ、考え直す機会になっていただけたら幸いです。